12月議会2日開会
一般会計7億7千万円追加
扶助費対象増加見込みで1億4千万円
鶴岡市議会12月定例会が2日から19日まで開かれます。
上程される議案は、専決処分1件、補正予算4件、条例10件、事件29件、人事2件の計46件です。
専決処分は、衆議院解散に伴う総選挙費用6889万9千円を追加するものです。
一般会計の補正は7億7096万3千円を追加し、予算総額を663億7383万2千円とします。
■朝日中改築、労務単価上昇で2534万円増
投資的経費は5517万3千円で、
・市有林間伐材の活用を図る羽黒庁舎改築事業(一次製材の費用)1300万円
・消防駅前分署の代替となる北分署(仮称)庁舎移転新築事業(地質調査等実施設計委託料)1170万円
・労務単価の上昇に伴い工事費を追加するための朝日中改築事業2534万円
・暖房設備改修に係わる鶴岡一中大規模改修事業(夜間蓄熱方式の暖房に改修)512万9千円などです。
■米価下落対策の利子補給事業に9万円
投資的経費以外では、
・本年産米の米価下落による減収対策として、県、市、金融機関が利子を負担し、無利子融資を行う農業近代化資金利子補給事業9万円、及び融資総額2億円の融資残高に対する県と市の利子相当額1・25%に対する債務負担行為を設定しています。
・農地中間管理機構の農地の出し手に対する集積協力金に関する農地集積推進事業3億5064万円
・各種扶助費(生活保護費の増加)1億4677万9千円
■下水道の企業会計移行で減債基金取り崩し
・減債基金からの下水道事業債の繰上償還に係わる集落排水事業特別会計操出金1億3749万3千円
下水道事業が来年4月から企業会計に移行する方針で、これまで一般会計で管理してきた減債基金の集落排水分について全額を取り崩し、精算するもの。
・来年度の教科書改訂のための小学校教科指導書整備事業5600万円などです。
債務負担行為のうち除雪機械購入契約は本所及び温海庁舎の除雪ドーザ各1台を来年の降雪前に契約するもの。
小学校スクールバス運行管理委託契約は、統合に伴い来年4月から豊浦小に通学する由良・小堅地区の児童送迎、及び藤島地域の1路線を直営から委託に切り替えるもの。
中学校についても、藤島地域の3路線を委託に切り替えるもの。
・鶴岡市議会12月定例会2日から/教育委員会の改革で教育長の権限強化/下水道の企業会計移行でコスト主義へ