下水道使用料

値上げの答申決まる

　市下水道使用料等審議会が24日開かれ、旧町村の使用料を30立方㍍当たり５０４～７６６円値上げとなる答申が決まりました。

　加藤鉱一委員は使用料について、管理費に加え資本費を算入すべきではないとして値上げ案に反対しました。

　下水道による環境浄化と公衆衛生は社会全体が受益となり、費用負担を利用者のみに課すべきではありません。

　下水道使用料は水道料金とセットで、強制力の強い徴収です。

　所得など負担能力に関係なく、家族が多ければ負担が重くなり、低所得者を苦しめます。

　社会的公共資本は、税を基本に負担能力に応じてみんなで支えることが、持続可能な、安心してくらせる地域社会への道ではないでしょうか。

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・旧町村の下水道使用料値上げ案／30m3 ５０４～７６６円アップ／鶴岡市下水道使用料等審議会