南庄内合併で阿部町長に

公開質問状を提出

藤島町を愛する町民の会

　藤島町を愛する町民の会（代表・佐藤春夫・百瀬　忠）では11月24日、阿部昇司町長に「南庄内合併に対する公開質問状」を提出しました。

問題点が 63項目

　合併協議でまだ解明されていない問題点について63項目を質問しています。

・アンケートで合併の是非を問わないのに、町長は「町民の多数が合併に賛成」などと結果をねじ曲げて利用している。

・住民自治が藤島町の20倍の広さで担えるか。

・永久に藤島町の自治権を放棄して良いのか。

・今の鶴岡市周辺部の農村と同じように「何もなくなってしまった」と言われることになるがどうか。

・藤島町の歴史に幕を引く権限が阿部町長にあるのか……など合併の根本問題が指摘されています。

マイナス効果多い

　また、住民負担やサービスの面でも

・国保税は鶴岡市が最高で、藤島町の住民にとっては高くなる。

・高齢者福祉タクシーは藤島町の特色となっており、３年以内に廃止され、介護者激励金の段階的廃止など合併のマイナス効果。

・保育の民間委託の検討や最低の藤島町の保育料が段階的に高くされるか。

・コメの生産数量割り当てが平準化されれば合併のマイナス効果……など、暮らしに与える問題があまりにも多く、文書で回答を求めています。

・阿部町長に南庄内合併について「公開質問状」を提出しましたPDF（2004年11月24日）