芸文協による管理運営に異論続出

第２回文化会館利活用会議

　第２回文化会館利活用会議が16日、開催されました。

　この会議は今後の文化会館の管理運営の在り方について論議を行うために設置されたものです。

　委員からは「市芸術文化協会が今後の管理運営団体になることは反対。今後の文化会館の運営は高い専門性や運営能力が問われる。」「本来、芸文協はパートナー的役割を発揮すべき団体であり、そのことが鶴岡市の文化振興につながるのではないか。仮に芸文協が管理運営を担うことになれば、自らを優先的な立場に置くことになる。」などの意見が出されました。

　これに対し芸文協は、「２年間の猶予期間を頂いたと思っている。この期間を活用して人材育成、運営に必要な内容について検討したい。」としました。

　今後の文化会館運営については、委員から「事業評価については専門的な知識が必要。人件費、事業費などのコスト意識を優先するよりも、新しい文化会館にふさわしい事業を行うために積極的な投資が必要だという観点で検討すべき」などの意見が出されました。