「憲法・マスコミ・そして安倍政治を考える」

ジャーナリスト齋藤貴男氏が講演

県民医連共同組織連絡会総会・活動交流会

齋藤貴男氏

　山形県民医連共同組織連絡会第10回定期総会・第12回活動交流集会が16、17日の両日、遊佐町の遊楽里で開催され、坂本昌栄市議も参加しました。

　ジャーナリストの齋藤貴男氏が「憲法・マスコミ・そして安倍政治を考える」と題し記念講演しました。

　齋藤氏の講演内容は次の通りです。

　この度は北朝鮮のおかげで、森友・加計学園問題が隠され、世論誘導された選挙になってしまった。

　マスコミは消費税増税の際に軽減税率の対象としてもらうため、見返りの一つとして報道すべきものを報道出来ない状態だ。

　安倍政権には大きなビジョンがある。

　日本はアメリカのミニチュアであり大日本帝国ごっこをしているにすぎない。アメリカについていれば非難されず犠牲を払うだけ。

　内需拡大が困難のため、外需でインフラシステムを官民一体でオールジャパンをしたいが、アルジェリア事件後、海外に守ってもらうことが出来なくなった。

　そこで安保法制を整備し、憲法９条に３項を加え、ビジネス用心棒（自衛隊）を付けるため改憲を狙っている。

　弱者を切り捨て、強い者を残して生産する（エリート以外はただの労働力）。

　これこそが安倍政権の狙いである。

　だからこそ私達もビジョンを持って、憲法９条を機能させ今度こそ本物にしていこう。