手すり設置、原状回復費用の心配…入居者から切実な要求次々と

生健会が県営・市営住宅で訪問対話

老朽化が進む市営住宅

　鶴岡生活と健康を守る会（遠藤喜一郎会長）と党市議団が19日、４組８人で市営・県営住宅に住む11人と対話し、生健会の活動を紹介しながら入居者の要望を聞きました。

　建設から40年が経過する団地では、老齢世帯も増えており、「玄関や浴室などに手すりを設置してほしい」との要望が出されました。

　また、多くの方から退去時にかかる「原状回復費用」に対する心配の声が出されました。

　ある団地の管理人を務めている方は、「市に相談に行ったことはあるが、市から要望を聞き取りに来たことがない」と話しました。

　生健会では、党市議団とも連携しながら今回出された要望を市へ届け改善を求めていくこと、今後も継続して聞き取り調査を行うこと、市に対して入居者の声を聞き取るように求めていくことなどを決めました。

　菅井巌、長谷川剛両市議が参加しました。