国保県一本化後の市積立金の扱いについて質疑応答

市国保運営協議会

　鶴岡市国民健康保険運営協議会が20日開催され、日本共産党の菅井巌市議が委員として参加しました。

　改選後初となるため、参加した全ての委員に委嘱状が交付されました。

　その後、山口副市長が「構造的課題を抱えている中で、県への一本化など大転換期。県から示された試算では納付金も減額される見通しで、来年度保険料も同様の減額傾向となる事を期待したい」と挨拶しました。

　会長と職務代理者の選出が行われ、公益代表とされる市議会議員の中からの互選で会長に佐藤博幸氏（新政クラブ）、職務代理者に田中宏氏（市民クラブ）を選出しました。

　市当局から協議会の運営などについての説明があり、事業の状況、来春に迫っている県への一本化について報告がありました。

　菅井市議は、県一本化後の基金積立金の活用について質問、これに対し当局は「これまでは保険給付費が増えた時に基金取崩しをしてきたが、今後は県への納付金に不足が生じた時に活用してゆく考えだ」と答弁しました。

　来年度の保険料算定に向けた今後のスケジュールも示されました。