給食無償化、新政ク反対で不採択

市議会市民文教常任委

共産党は採択求め賛成討論

　庄内地域づくりと子育て・文化協同の会（大高全洋代表）から提出されていた、市に対して学校給食無償化を求める請願が、７日の市議会市民文教常任委員会で審査され、新政クラブの４議員の反対で不採択となりました。

　審査の中で、「これは完全無償化を今すぐ求める趣旨か」等の質問があり、紹介議員の菅井巌議員は「請願者の願意は最終的にはそこにあると思うが、県内の自治体でも段階的に進めているところもあり、そのようなやり方で進めるべきと考える」と述べました。

　市当局からは、財源が約６憶円必要な事が示されました。

　加藤太一（共産党）、渡辺洋井（市民クラブ）、田中宏（無所属）の３議員が賛成討論を、尾形昌彦議員（新政クラブ）が反対討論を行いました。

　加藤太一議員は賛成討論で、子どもの成長に果たす学校給食の役割と、無償化の財源を国に求めつつ、自治体が果たすべき重要な役割だ、と述べました。