30年の産直運動を振り返る

庄内産直センター30周年祝賀会

主催者挨拶する佐藤組合長 羽黒山伏による勇壮な法螺貝吹奏でオープニング 祝宴にて、藤島太鼓「鼓粋」の大迫力の演奏を聴きながら、 組合員が作った旬の味を味わう

　農事組合法人庄内産直センター（佐藤光雄組合長理事）の創立30周年記念祝賀会が７月29日、組合員や消費者、市場など流通関係者の参加のもと、鶴岡市農村センターで盛大に開催されました。

　勇壮な羽黒山伏による法螺貝吹奏のオープニング。

　開会あいさつで、佐藤組合長は、組合員や多くの関係者によって30年を迎えた事への感謝を述べました。

■子どもたちに安全なお米をありがとう

　来賓あいさつでは、笹渡義夫・全国農民連会長が「庄内の皆さんの震災支援の取組を見て、農民連の仲間でよかった」と述べ、佐藤茂一・鶴岡市農協組合長は、「地域農業を守る活動をこれからも一
緒に」と激励。

　産直運動の原点ともいえる保育園との交流を続けている、子どもの生活サービスセンター神奈川の辻村久江代表は「子どもたちが最初に口にする、安全なお米を届け続けくれてありがとう」と挨拶。

　庄内農民連・産直センターでは、10月の市長選に立候補を表明している皆川治氏との話し合いで、農業政策などついて合意ができたことから支援を決めたことを紹介、皆川氏も挨拶を述べました。

■組合員手作りの料理を味わいながら30年をふり返る

　祝宴では、藤島太鼓グループの「鼓粋（こいき）」が大迫力の演奏を披露。

　組合員でシンガーソングライターの小野寺裕さんが、産直交流や農民運動の中で作られた歌を披露される中、組合員手作りの料理を味わい、お酒を飲みながら30年を一緒に振り返りました。

　最後に、「子どもや孫たちに、ふるさとを残し続ける」ことを確認し合い、「ふるさと」を全員で合唱しました。

　祝賀会には、関徹県議と党市議団、坂本昌栄、山田守の市議予定候補が参加し、地域の組合員と交流を深めました。