国の制度改悪と県内一高い保険料に悲鳴

鶴岡市第１回介護保険運営協議会

　19日、鶴岡市の平成29年度第１回介護保険運営協議会が開催され、菅井巌市議が傍聴しました。

　協議会では介護保険の運営状況や第６期（平成27～29年）事業計画における施設整備の状況などが報告されました。

　来年４月からの第７期（平成30～32年）介護事業計画の策定スケジュールが示され、９月20日に第１回の介護保険事業計画等策定懇話会を開催し、地域ごとの介護ニーズ調査結果に基づく話し合いをスタートさせ、来年２月まで３回の会議を行い、介護保険料や事業計画を話し合います。

　今年４月から要支援１・２が総合事業に移行され、特別養護老人ホーム入所も要介護３以上にするなど、国の介護保険の制度改悪が進み、さらに今後国では地域包括の名の下「我が事・丸ごと」を掲げ、介護と障害福祉サービスを一体にする共生型サービスの推進を図る計画です。

　県内の13市で一番高い鶴岡市の第６期介護保険料（平成27～29年度）は、基準額で月額６２４２円（年額７万４９００円）で、県内13市で最高水準、35市町村でも５番目の高さで、市民から負担増に悲鳴が上がっています。

　次期計画策定に向けて、サービス削減や負担増を許さない市民の声を上げ、要求しなければなりません。