大荒ごみ処分場問題

市民の会が署名を提出

　１日、「大荒地内市ごみ最終処分場」を考える会が、「ごみ最終処分場の大荒地区への押しつけをやめ、市民みんなで考えることを求める署名」１６００人分を、鶴岡市クリーンセンターで佐藤市民部長に手渡しました。

　市民の会の佐藤安太郎さんは「市は大荒ありきで強引に押し進めようとしている。上郷地区自治会への事業説明会や先進地視察を実施し『外堀を埋める』ような姑息な手法をとろうとしている。それらを既成事実に利用しようとしている」として、この状況を憂慮し４月から署名活動に取り組んできたことを明らかにしました。

■上郷地区住民の36・４％が署名

　１６００人の署名のうち８２０人が上郷地区で地区の住民数の36・４％にあたります。

　佐藤市民部長の「要望内容を市長に伝えるとともに地域の皆さんの理解を得たい」との答えに「何人署名を集めれば地区の意思と認めるのか」「この２年間経過して不調ということにはならないのか」など疑問が出されました。

　時間の制約もあり再度協議することとしました。

　加藤太一市議が同席しました。