安倍政権を解散に追い込もう！

日本共産党演説会に３３０人、「政権退場を」の訴えに大きな拍手

　日本共産党の田村智子副委員長・参院議員と、ふなやま由美仙台市議・衆院東北比例予定候補を迎え、演説会が５月28日、出羽庄内国際村で開かれ３３０人が参加しました。

　初めに10月に予定されている鶴岡市議選の４人と酒田市議選の２人の予定候補者、衆院選山形３区予定候補の長谷川剛氏がそれぞれ決意を述べました。

参加者からの拍手に応える弁士と市議候補　右から加藤鉱一市議、菅井巌市議、 山田まもる市議予定候補、坂本まさえ市議予定候補、田村智子党副委員長、 ふなやま由美衆院東北比例予定候補、長谷川つよし衆院山形３区予定候補、 酒田市議２人（５月２８日＝出羽庄内国際村）

■第一次産業が輝く政策進めたい

　ふなやま由美さんは「私は宮城県南部の農家に生まれ育ち、高校生までは田植えも稲刈りもやっていた。ヤギを飼って乳搾りや鶏を飼って卵も採っていた。

　父からはお米一粒一粒を粗末にしてはならない。そこには作っている人たちの汗と苦労があると言われ続けてきた。

　東北には美しい田園や漁村などがあり、私は古里に誇りを持っている。しかし、安倍政権は農業をズタズタにしてしまった。

　農家の戸別所得補償を復活させていくこと、そして地域の中で第一次産業、農業が輝いていくような政策を進めていきたい」と述べました。

■９条改憲、共謀罪…暴走政治とたたかう

　田村智子さんは、安倍首相の９条改憲発言や「共謀罪」法案などの問題を明らかにし、暴走政治とたたかう姿をいきいきと語りました。

　加計学園問題では、文部科学省の前川喜平・前事務次官の記者会見の証言について、「前川さんは文教科学委員会で論戦してきた相手で、もっとシャンと答弁セーと思った方が、あの記者会見では何と清々しい男前の顔かと思った。これは本当のことを話しているな、ここまで政治がゆがめられた、これではダメだという潔(いさぎよ)い記者会見だった。

　片や、前川さんが話したことを全面否定する管官房長官の〝悪人顔〟に磨きがかかる、非常に対照的だった」という話に会場が大きく盛り上がりました。

　この問題では、「政治が歪められた舞台となった『国家戦略特区』の法案が参議院で審議される。私が質問の準備をしている。こうご期待」と述べました。

　最後に「安倍政権を一日も早く解散に追い込み退場させよう」と呼び掛けると、会場から大きな拍手が沸き起こりました。