庄内産直センター（佐藤光雄組合長理事）は22日、宮城県岩沼市玉浦西地区の災害復興住宅の公園で炊き出し支援を行いました。
東日本大震災から５年７ヵ月。この間、宮城県災対連・東日本大震災共同支援センターの要請で炊き出し支援を続けてきました。
この日の支援活動では、２００食の「芋煮」を提供しました。
この住宅地には、沿岸部で被災し集団移転した６地区、約３５０戸の人たちが暮らしています。
会場では、弁護士や医師などによる法律や健康などの相談活動、医労連や全労連の人たちによる米や洗剤などの支援物資の配布や、餅つきなどが行われました。
庄内の芋煮を食べた住民からは「里芋が柔らかくておいしい」「いつも応援ありがとう。助かります」などの声が寄せられるとともに、震災当時の様子や、これまでの苦労話が語られました。
■家は再建されたが、心の復興はまだ
地域の住民会長からはあいさつの中で「昨年に集団移転が完了し、困難を乗り越え、今年は盆踊りも再開された」「家の再建はされたが、心の復興はまだまだ」「昨年に引き続いての支援活動で、大変ありがたい」と語りました。
この支援活動には、菅井巌市議も参加しました。
庄内産直センターは11月26日（土）、石巻市での支援活動にも参加予定するです。
