関とおる県議

自民と県政クが非公開「会派会議」

　国会でも地方議会でも、議会運営委員会（議運）が設置され、議会日程や議事の進め方等について協議されています。山形県議会でもその会議は公開されています。

　しかし、議運の前に自民党と県政クラブが非公開の「会派会議」を行い、議運の議題は実質的にこの会議で決められています。

　先の９月議会最終日の５日、本会議の開会が６時間余り遅れたことが新聞等で報道されました。政務活動費の不正支出で辞職した前県議が、知事を応援する趣旨の会合の会場代にも政務活動費を支出したことについて自民党が会派会議で取り上げ、「知事が議運で説明せよ」等と主張して譲らなかったことによるもののようです。

　前県議は勿論、知事後援会も正すべき点は正さなければなりませんが、その議論が県民に見えないところで行われたことは問題です。

　県政グラブ代表は「県民に説明できる議会運営に努める」と述べました。その努力を求めたいと思いますが、共産党を３人以上の議員団として、議運に委員を送る事を目指さねばなりません。　（県議　関　徹）