関とおる県議

モリノミクスを前に進める

☆10月４日（火）におこなわれた、９月議会産業振興対策特別委員会で、平成25年に県が打ち出した「やまがた森林（モリ）ノミクス」について取り上げました。

　モリノミクスは、「森林資源を活用して、林業と関連産業で経済効果を生み出し、地域全体の活性化につなげていく『緑の循環システム』を構築する」ことを目的とした施策で、全国知事会優秀施策に選出されて話題となりました。

　私は、この施策を発展させる立場からいくつか提案しました。

　①林業・森林保全を担う、中山間地の生活条件を整備する、

　②きのこ・山菜等、木材以外の事業の振興を図る、

　③木材利用拡大のために公共建築物の木造化・木材利用を進めるとともに、民間事業所等での推進を図る、

　④林業労働者の雇用と労働条件向上を図る、などで、県担当課は、いずれについても重視し具体化を図ると答弁しました。

　地域の資源と人材を活用して地域経済の振興を図るモリノミクスの趣旨は、地方自治体の本来の役割に沿った、理にかなったものです。　（県議　関　徹）