関とおる県議

暮らしを暖める予算補正を

　県議会９月定例会に提案される２０１６年度一般会計補正予算の概要が８日(木)内示されました。

○国立がん研究センターのメタボローム研究連携拠点が鶴岡市に設置されたことでおこなわれるがんの診断薬等の研究・開発推進を支援する事業。５年間に12億円を県と鶴岡市で支援、２分の１が国の交付金、残りも国によって措置とされているが不明確。

○看護師修学貸付資金貸付枠が60人から80人に拡大。

○温泉熱を利用して旅館等に集中給湯をおこなう湯野浜温泉でのエリア供給システム構築支援。

○山形市に県内で始めて開設される自立援助ホーム（家庭を出て働かざるを得なくなった原則として15歳から20歳までの青少年達の暮らしの場）に支援。どの地域にも求められています。

　補正額71億１５００万円、「『やまがた創生』を前進させるために喫緊の課題に対応する予算」とされていますが、14日(水)開会する議会で、問題点はしっかりチェックを図りつつ、住民の利益になるものは前に進めていきます。　（県議　関　徹）