通知書を見てビックリ。４万円以上も引き上げられた世帯が続出し、市の窓口に大きな悲鳴が届いています。
共産党市議団にも、苦情・相談や問い合わせが来ています。
３月市議会に国保税の大幅引き上げが提案され、共産党市議団は反対。しかし他会派は全部賛成して通した結果です。
■１世帯あたり３万２千円増
市の国保税本算定日（７月４日）における賦課状況は、医療分と後期支援分、40歳以上の介護保険分の合計で１人当たり調定額は平均で２万２２０７円増、１世帯当たり３万２２２２円増となっています。
国保制度は高齢化による医療給付費の増加と加入者の低所得による構造的な赤字要因を抱えており、増税では問題を解決できず矛盾を大きくします。
全国の市町村の半数以上にあたる56％が単年度赤字で、決算補てんのための法定外繰入は３４７２億円に上っています。
高すぎる国保税の最大の要因は、国の負担率を45％と定めていたものを、１９８４年から低下させ30％までなっていることで、減らされた国庫負担分を加入者に増税を強いてきたためです。
鶴岡市は増税で市民を苦しめるのではなく、福祉と医療を守るためにこそ予算を投入すべきです。
