21日、山形大学農学部と県農業会議が主催した、「庄内スマート・テロワール戦略講演会」が開催されました。大学関係者や、地域の農業委員、農家、農産加工業者、行政関係者が参加。菅井巌市議も参加しました。
同学部では「スマート・テロワール（地域食料自給圏）」を提唱するカルビー（株）の松尾雅彦相談役からの支援を受け、今年度から寄附講座を開設し、高坂農場でジャガイモ・大豆・飼料用トウモロコシ・養豚などを連携させた実証を始めています。
基調講演で松尾氏は、「輸入農産物の増加が国内産を圧迫し、農村離れ・大都市圏への人口移動『向都離村』に拍車がかかっている」と訴え、輸入を地域内生産に置換できれば「発展できる地域」への道が開けると述べました。
また、畑作を重視し反収増を実現させること、穀物輪作～畜産～食品加工の「耕畜・農工連携」を進めることで自給圏が構想できることを述べました。
農学部での取り組みについてはフェイスブックで公開されています。
