関とおる県議

高校耐震化、労働安全確保

☆５月に県は活断層付近にある県有施設の名前を公表しましたが、活断層付近では無いものの耐震化が図られていない県立高校が庄内に３校残されています。

　うち、鶴岡工業高校体育館は今年度から耐震改修が始まりますが、その他の２校は、現時点では公表されていません。

　活断層付近の県有施設は、３月には非公表で５月になって公表されました。

　耐震化についても名前を公表した上で、耐震改修を推進することを求めていきます。

☆６日午前、東根市でサクランボ収穫作業中の73才の男性が、脚立上高さ２・５ｍから転落する事故がありました。

　県が５月に政府に提出した「政府の施策等に対する提案」の中に、「さくらんぼ等果樹の管理・収穫作業」で「労働安全衛生規則で義務づけられている高所（２ｍ以上）における･･危険防止措置について･･高さ制限の緩和を検討すること」とありました。

　党県議団は反対しましたが他会派が容認しました。農作業の人材確保は勿論重要ですが、労働安全上の規制は、あらゆる産業分野で労働者を守るための重要課題です。（県議　関　徹）