舟山必勝、共産党躍進へ熱気あふれる

山形駅前の街頭演説会に１０００人参加

聴衆の声援に応える左からいわぶち比例候補、小池書記局長、 舟山選挙区候補、石山比例候補＝２１日、山形駅東口 野党統一の舟山やすえ予定候補 ママの会やまがたの佐藤希さん

　日本共産党の街頭演説会が山形駅前で21日開かれ、野党統一の舟山やすえ参院選山形選挙区予定候補＝無所属、日本共産党のいわぶち友、石山ひろゆき両比例予定候補が必勝を訴え、小池晃書記局長が演説を行いました。

　応援弁士として「安保関連法に反対するママの会やまがた」の佐藤希さん、「戦争やんだ！おきたまの会」の青木文雄さんが訴えました。

　演説会には１０００人が参加。鶴岡・田川からも党後援会が主催し大型バス２台をチャーターするなど、多数参加しました。

■舟山氏「今回の選挙は安保法廃止につきる」

　舟山氏は、「今の政治は危ないと危機感を持つ市民の皆さんと、多くの政党の決断の下に、統一候補として一本化したことに心から感謝したい。

　すでに候補者として活動を始めていた石山ひろゆきさんにも感謝と敬意を申し上げたい」と切り出し、「今回の選挙は安保関連法を廃止に持ち込むことにつきる」と述べ、「この山形から大きなのろしをあげていかなければならない」と決意を表明しました。

　さらに「子どもたちが卒業文集に将来の夢を〝正社員〟と書かざるをえない現実は、雇用を破壊してきた国の政策によるものだ。

　企業の側だけをみる安倍政権には、子どもたちの未来や働くもののための政治は実現できない。

　雇用破壊も消費税増税もＴＰＰも野党の力で止めていこう。

　与党は巨大な組織力で向かってくるが、私たちは負けない。

　市民一人一人の小さな声を結集して大きな大きなうねりをつくり、間違った政治の方向転換を実現しよう」と力強く訴え、街頭いっぱいの拍手と喚声が起きました。

■小池氏「舟山さんは私たちと心一つに政治変えられる候補」

　小池氏は、「安倍総理は私が最高責任者だといって、歴代自民党の憲法解釈も簡単に踏みにじってしまう。憲法より私が偉いと思っている。これはまさに民主主義の国ではない。１日たりともこんな政治を続けさせるわけには行かない」と述べ、

　「舟山やすえさんは、私たちと心を一つに政治を変えることができる候補者だ。

　舟山さんは、農村社会の基盤が壊れる、こんな日本にしてはいけないと政治への道を決意した人だ。

　こんどは安倍政権を倒そうと再び決意をされた。この決意に応えていこうではないか」と延べました。

■比例では共産党押し上げを

　そして「この選挙は勝たなければならない。県民の半分以上から舟山やすえと書いて貰う選挙だ。今までの幅をはるかに超えて広い広い県民の皆さんに訴え、必ず自民党に勝つ選挙にしていこう」と訴え、「野党共闘を全力をあげて進めてきた日本共産党を伸ばして頂くことが、この流れを力強く前に進めるものになる。

　戦争法廃止と安倍政権打倒のために、比例代表選挙は日本共産党を押し上げてください」と熱く訴えました。

　参加した加藤鉱一議員は、「舟山やすえさんは、小池晃書記局長の演説に要所要所でうなずいていたのが印象的だった。野党統一で安倍政権を倒す壮大な選挙戦が予感され、わくわくする思いで聞いてきた」と語っています。