マイナンバー、ＴＰＰを跳ね返そう！

庄内農民連が第 16回定期総会開催

　６日、庄内農民連の第16回定期総会が開催されました。

　議事に先立って、梶昇司税対部長が「マイナンバー制度にどう対応すべきか」と題して基調講演を行いました。

　梶氏は、「マイナンバー制度は牛に番号を付けて管理するのと同様に、『人間のトレーサビリティ』を狙ったものだ」と述べ、憲法違反で、プライバシー侵害・人権無視の制度の中身と、利用範囲拡大での危険性や、事業者の膨大な実務や負担増など訴えました。

　そして、マイナンバーを利用しないことによる不利益や罰則はないことを指摘した上で、①マイナンバーカードを作らない、②番号を教えない、③番号を教えてもらわない、④番号を書かない、という４つの「ない」を徹底し、制度を「骨抜きにしよう」と呼びかけました。

　その後の議事では、「地域に仲間を広げて、後継者をつくり、ＴＰＰ大筋合意を許さないたたかいを進めること」などの活動方針について満場一致で採択しました。

　役員改選が行われ、新組合長に渡部正一氏、新事務局長に小林隆範氏が選出されました。

　総会には、地区委員会・市議団を代表して加藤鉱一市議が出席し、連帯の挨拶を述べました。