関とおる県議

看護師奨学金など来年度実施へ

▽３日（木）、県議会12月定例会開会。「平成28年度当初予算の要求概算」が示されました。

▽「看護職員修学資金」の新設。医療・介護関係者の運動を背景に、私が６月議会での初質問で取り上げた事業が早速盛り込まれました。他に「保育士修学資金の創設」もあげられています。

▽「住宅リフォームに対する補助」。地域経済振興に大きな効果を発揮する施策の継続です。

▽「家庭環境等による問題について学校と福祉機関等との連携を図るスクールソーシャルワーカーの配置」も期待されます。

▽「県民参加型の再生可能エネルギー発電事業に対する県による認証制度の創設」。様々な事業が打ち出されている再生可能エネルギーの導入は望ましいことですが、地域の産業としての振興と雇用拡大を図らなければなりません。

▽「県学力等調査を県内全小５・中２で拡充実施」などは、無益な競争を拡大するもので問題です。

▽概算要求は、あくまで担当課の予算要求であり、県民要求実現へ、引き続きの取り組みが必要です。（県議　関　徹）