上程される議案は、補正予算３件、条例12件、事件11件、人事１件の計27件となります。
12月補正予算は、一般会計に９億８２０４万円を追加し、予算総額を６５１億２４９３万円に、加茂財産区管理特別会計は同会計の廃止に伴い１２３７万円を追加し１３８３万円に、下水道事業会計は企業会計（Ｈ27）に移行したことにより、打ち切り決算の確定に伴う未収金、未払金の減額です。
■公共施設２件廃止、指定管理２件導入
条例では、
・マイナンバー制度に伴う市税条例の改正と個人番号の利用に関する条例の制定、
・日向家の復元など整備を進めている丸岡城跡史跡公園条例の制定、
・消防団員に新たに機能別団員（退団者が災害時に支援）を設けるための消防団条例の改正、
・行革対象施設の藤島ふれあいセンターのうち商業施設を廃止（普通財産として民間に貸付）
・市直接管理の都市公園に指定管理者制度を導入する都市公園条例の改正
・大鳥防雪センターの廃止
・桂荒俣生き活き交流センターの廃止
・下水道の使用料の統一を図り、旧町村では月20㌧以上の使用料が値上げされる下水道条例の改正などです。
指定管理では、新規２件と継続８件の計10施設の指定で、新規は「温海ふれあいセンター」が温海生涯学習振興会に、「いでは文化記念館」が羽黒町観光協会に指定が提案されます。
人事案件は人権擁護委員候補者の推薦です。
■小中学校５校に耐震補強事業
補正予算では、旧湯田川小学校の敷地と一体的に湯田川コミセン多目的ホール等の整備を行う設計業務委託料２９１万６千円、
県の元気なトップランナー育成プロジェクト事業費補助金３１１万４千円は八色木の農業後継者水野健二さんに内示(トラクター)、
小学校耐震補強事業の設計業務委託料１０６３万１千円は、朝暘二小と上郷小、西郷小、羽黒二小に、
中学校耐震補強事業の設計業務委託料２４７万円は豊浦中学校で、両者とも28年度に繰越をして実施するものです。
債務負担行為のうち、小学校スクールバスは来年度統合する羽黒四小、大網小、五十川小、山戸小、福栄小の委託契約で、中学校スクールバスは住民混乗となっている櫛引中の委託契約です。
加茂財産区管理特別会計は、同会計を今年度末で廃止するため、繰越金を加茂町内振興会に基金造成の補助金として支出するものです。
