平和・憲法守る活動を報告

第57回田川地区母親大会

第57回田川地区母親大会

　15日、第57回田川地区母親大会（戸村雅子実行委員長）が勤労者会館で開かれ78人が参加しました。

　この間の各分野での活動として、生協のコープ委員会での子育て中のお母さんたちとの、戦争法を考え、憲法を学ぶ「憲法カフェ」に取り組んでいることや、新婦人の戦争法を許さない「レッドアクション」の取り組みが報告されました。

　記念講演では、「子どもたちは、今」と題して、升川繁敏さん（元小学校教諭）が、生きづらい社会の中で健気に精一杯頑張っている子どもたちを取り巻く状況、４割を超す非正規雇用者の増加と、賃金所得の激減が、子どもの貧困化をもたらし、格差と負の連鎖が広がっていること報告し、埼玉県や東京都足立区での事例を挙げ、「行政の果たす役割が重要だ」と述べました。

　安倍政権の下で、教育において「思想統制」「人格統制」「教育統制」「行政統制」が推し進められていることに警鐘を鳴らし、いまこそ憲法を活かし、国民的「学び合い」と主権者としての生き方・運動を進め、子どもの発達に必要な自然体験・生活体験・社会体験を共に作り出すために、学校・地域社会の人間的交流・協同が必要だと結びました。

　大会には、関徹県議、菅井巌市議、工藤範子庄内町議が参加しました。