関とおる県議

過労死の無い社会へ

▽14日（土）、山形市でおこなわれた「過労死防止を考えるやまがたの集い」に参加。昨年成立した過労死防止対策法」、今年策定された「大綱」に基づいて全都道府県で有志団体がおこなっている取り組みです。

　鶴岡の脇山拓弁護士が主催者の報告をされました。

▽国は、「過労死等防止に関連する国の目標」として、平成32年まで、「週労働時間60時間以上の雇用者の割合を５％以下に」「年次有給休暇取得率を70％以上に」。

　今後おおむね３年を目途に、「身体面、精神面の不調を生じた労働者誰もが必要に応じて相談することができる体制の整備を図る」。事などを「目指す」としています。

　いずれも努力目標ではありますが、国が明記した意義は重いものです。

▽鶴岡でも、かつて「バス運転士過労死裁判」がたたかわれました。（Ｈ14年、仙台高裁で敗訴。私も一時、「支援する会」事務局長を拝命）。

　働く人の命と健康を守る全国の戦いが勝ち取った到達点を更に前に進めるために、県議会商工労働観光常任委員会で頑張らねばと思いを新たにしました。（県議　関　徹）