▽「急性期病床を削減する等、病床を機能別に再編すれば、２０１３年の１３４万７千床から２０２５年まで最大20万床削減できる」とする厚生労働省の「推計」に基づく「地域医療構想」の検討が、全国の都道府県で始まっています。山形県では、「１万１７９２床から２５２４床削減」と示された「推計」を元に検討が開始され、来年４，５月頃に素案がまとめられる予定です。
▽厚労省の「推計」について県では、「客観的な医療需要から算出されている」が「計算式はわからない」と言います。ブラックボックスです。
▽先日、病院関係者の会合でこれを報告したところ、ある看護師さんが「病院に入院している患者さんで自宅に帰れず施設にも入れない人がいます。その人たちはどうなるのだろう」と感想を記入していました。
医療も介護も拡充が求められているという現実から、計画を質していきます。（県議 関 徹）
