不適切な屋外広告看板は撤去を

新婦人鶴岡支部が県に申し入れ

県の担当者に申し入れを行う新婦人鶴岡支部の一行と菅井市議（７月２２日、庄内総合支庁）

　新日本婦人の会鶴岡支部(五十嵐みどり支部長)は７月22日、「屋外看板広告」についてに県庄内総合支庁建設総務課に申し入れを行いました。

　五十嵐みどり支部長、五十嵐貞子副支部長、高橋史事務局長が参加し、要望書を提出しました。

　要望内容は、鶴岡駅前の交差点に設置されている看板に「女の子のための高収入、アルバイト・求人情報」を掲げたもので、インターネットで看板に掲げられた名前を検索すると、風俗業にかかわるアルバイトなどを斡旋する内容のものであり、付近は学生の通学路にあたり、また観光客の出入りのある駅前近くで、自動車で行きかう多くの市民にも目につく場所であり、看板の設置関係者への「指導」と「撤去」を求めるものです。

　五十嵐支部長は「看板の名前を検索してみると、青少年に悪影響を与える内容ばかりだ」と訴え、高橋事務局長からは「お子さんを持つ市民から不安の声が寄せられているので、撤去してほしい」と声が上がっていることを紹介しました。

　対応した建設総務課長と専門員は「屋外看板については、県条例に従って警察など関係機関との協議のうえ許可しているもの」としたうえで、他にも同等の看板が市内に設置されている事例についても触れ、要望内容について課内で協議し、後日文書で回答することを約束しました。

　申し入れには、菅井巌市議も同席しました。