オール山形でＴＰＰ阻止を

「ＴＰＰから食と暮らし・いのちを守る県民集会」開催

こぶしを突き上げ連帯のあいさつをする関徹県議（２１日＝山形市内）

　ＴＰＰ断固反対山形県連絡会議が呼びかける「ＴＰＰから食と暮らし・いのちを守る県民集会」が21日、山形市で開催され、鶴岡からも農協、生協、医療生協、農民連、民商などの団体から多くの人が参加をし、会場には県内各地から１５００人が集結しました。

　集会では、農協県中央会の長澤会長が、「ＴＰＰが地域農業を根幹とする国土の保全や伝統文化を破壊する」と述べ、「政府の迅速な交渉姿勢を改めさせ、情報開示と国会決議の順守求める」と訴えました。

　「オール山形で安全安心な県民生活を守ろう」との県知事からのメッセージが読み上げられ、県生協連や県森林組合などの代表からも連帯の訴えがありました。

　来賓として出席した日本共産党の関徹県議が紹介され、「共にがんばりましょう」とこぶしを突き上げ大きな拍手を受けました。

　ＴＰＰは地域農業、地域経済を破壊し、国民主権を奪うものです。

　日本政府はアメリカとの交渉で次々と譲歩し、国会決議を踏みにじっています。

　もはや撤退しかありません。

　県農民連は６月議会に向け各自治体へ請願を提出する予定です。

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