住民監査請求者５人が市議会に公開質問書

　渋谷耕一議員の政務活動費ガソリン代が、私的流用の疑問があるとして、住民監査請求が出されていました。

　監査が却下されたことから11日、請求者５人が市議会に公開質問書を提出しました。

渋谷耕一議員のガソリン代／住民監査請求は「却下」（民報藤島2022年10月02日第1368号）

令和４年１０月１１日

鶴岡市議会議長　菅原一浩　殿

政務活動費のいっそうの透明性をもとめるための公開質問書

　政務活動費の支出について、私たちは９月５日に監査請求を行いましたが、「１年経過」のために請求は却下されました。しかしながらその疑義が解消された訳ではなく、地方自治法第100条第 16 項に、「議長は、第 14 項の政務活動費については、その使途の透明性の確保に努めるものとする。」とあります。

　鶴岡市政務活動費の手引きに、「議長は、報告書を提出期限の日から５年間保存しなければならない。交付を受けた会派の経理責任者並びに無会派議員 は、領収書その他の証拠書類を、報告書の提出期限 から５年間保管しなければならない。」「市民への説明責任を果たす観点から、会派及び無会派議員自ら透明性の確保に努めなければならない。」とあります。

　私たちは下記のことを鶴岡市議会に要望と質問をいたします。１０月２８日までに、市議会としてのご回答をお願いいたします。

　　　　　記

１、私たちが請求した渋谷耕一議員の件について、ご回答をお願い致します。

・令和２年度の収支報告で、毎月のガソリン代領収書の単価が12枚とも「1リットルあたり164円」と記載されていた件。

・新潟県立リウマチセンターで３回調査を行ったとしている件。

・海水浴場や海岸ゴミ調査で海岸部を訪れていた件。

・令和２年度に遊佐町枡川鮭漁業生産組合を６回訪れていた件。

　〇どの内容についてどれだけ返金されているのか明らかにしていただきたい。

　〇どのような方法で返金されたのか明らかにしていただきたい。

　　質問者（住民監査請求者５名）