 政策と決意を訴える荻原優太氏（右）と菅井市議（６日） |
日本共産党は、第３選挙区（大山・西郷・湯野浜・加茂）で新人の荻原優太氏（30＝米出）が当選、５期15年間務めてきた菅井巌氏（鶴岡市議）からのバトンタッチを果たしました。
■「次世代を担う覚悟で頑張る」と訴え
荻原氏は立候補届出後、地元で第一声を行い、町内の方から「頑張れよ」と激励を受けて街頭宣伝に出発。その後、菅井市議と地元党支部のメンバーと一緒に選挙区内の集落を夕方まで回りました。
荻原氏は「いま農業を続けたくても続けられない状況だ。農家の願いや思いに耳を傾けながら学び合い、助け合う気持ちを忘れず行動してゆきたい」と述べ、「農業こそが地域の発展を支える中心にならなければならない。大変な時代だからこそ、自分たちで考え行動することが必要。次世代を担う覚悟を持って頑張ってゆきたい」と決意を訴えました。
■安倍「農業改革」にストップを
農業委員会は独立した行政機関として、地域の実情に合った農地の適正な移動や転用をすすめる「農地の番人」、そして農業振興などを建議書・要望書として取りまとめ、行政機関に提出する権利を持つ「農民の議会」です。
「米作って飯が食えない」という米価暴落、地域経済を丸ごと崩壊させるＴＰＰ、そして戦後農政の総決算とも言える、農協、農業委員会の解体攻撃や企業の農地取得など、「財界言いなり」の安倍政権の暴走に、なんとしてもストップをかけなければなりません。
荻原優太氏は、農業に対して熱い意欲を持ち、若さとガッツあふれる地域の貴重な農業後継者です。ぜひとも皆さんから、活動へのご支援をお願いいたします。
・鶴岡市農業委員選挙／37人が無投票当選 12人が新人と交替／11月６日
