庄内農民連（加藤俊行会長）は10月26日、鶴岡公園やすらぎ広場で「米作って飯食えねぇ！緊急集会」を開催しました。集会には、会員や共闘団体の人たちが参加。主催者あいさつで加藤会長は「庄内の主力品種『はえぬき』の農協概算金が昨年比２５００円も下落し、１俵８５００円となり、１９７０年（昭和45年）当時の米価水準まで下がってしまい、全国平均の生産費１６０００円から見ても半値で、再生産はおろか、農民のくらし、地域経済に重大な影響を及ぼす」と現状を訴え、政府に対して「過剰米の市場隔離と需給調整に責任を持つこと」「米直接支払交付金の半減措置の撤回」「農協、農業委員会解体を狙う農政改革の中止」を求めると決意を述べました。
集会に駆けつけた、関とおる日本共産党鶴岡市議団長（県議予定候補）は「米価暴落、消費税増税、年金削減や社会保障改悪など、数々の安倍政権の暴走に市民の怒りが湧き上がっている。共に闘ってゆきましょう」と激励しました。
集会参加者は、その後市内６箇所に分かれて街頭宣伝行動を行い、11月に行われる鶴岡市農業委員選挙に立候補予定の荻原ゆうた氏も訴えを行いました。
集会と行動には、加藤鉱一、菅井巌市議も参加しました。
