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平成14年から11年間、渡前小で飼育されていた山羊が昨年９月28日に亡くなり、子どもたちは淋しい思いをしていました。
作文で「どよう日、コロちゃんがなくなりました。わたしは月よう日、コロに花をあげました。…」（かとうはる）と書いていました。
土屋常義渡前小校長が、山大農学部の広報誌に農場で飼われている山羊の写真を見たことから、同大学の小沢亙教授の紹介で、同農場長の吉田宣夫教授にお願いし、お腹に子ヤギのいる妊娠した山羊２頭が高坂の山大農場から渡前小に送られてきました。
この日、十数年間ヤギおじさんとして親しまれてきた小野寺勇治さん（上荒俣）も参加し、飼育の援助を続けていくとのことです。
このメス山羊２頭を渡前小学校で預かり飼育し、５月上旬に渡前小で出産後、１ヶ月間は山大に里帰り保育、６月中旬に子ヤギがやってくるとのことです。
渡前小学校では、「動物とのふれあいを通したいのちの教育」をテーマに、ヤギおじさんや山大の学生などとの交流で、「いのちの大切さ」や地域ともつながる心を育てていくとのことです。
