長沼小学校の再編統合に関するアンケート調査について、報告会が12月28日、長沼公民館で開かれました。
アンケートは学校適正配置検討委員会長沼小学校区懇談会が11月に実施したもので、統合した方が良いと回答したのは45％、存続は43・１％で半々に分かれました。
自由記載の意見も95人から寄せられ、うち45人が強く存続を訴えています。
この日、森政博・懇談会会長は、「アンケートの結果を踏まえ五分五分では長沼小学校をなくするわけにはいかない。懇談会としては存続を決めた」と述べました。
鶴岡市は26年度から次期計画策定に着手する方針で、あくまで「複式学級解消」を進めるとしています。
教育先進国オランダは３つの異なる年齢層の子を同じグループに入れて学ばせる複々式学級を基本としており、市の「複式学級解消」は教育政策としても少子化対策としても根本から間違っています。
存続を決めた地区の決定を尊重すべきです。
