庄内産直センターが総会開催

ＴＰＰ・農政後退に立ち向かう方針採択

　農事組合法人庄内産直センター（渡部正一組合長理事）は23日、第26回定期総会を開催しました。

　福島県農民連会長の亀田俊英氏が「原発ゼロへ！福島のたたかい」と題して特別講演を行いました。

　亀田氏は「政府の初期対応のまずさ、原子力への知識の無さが露呈」事故後も変わらない「原発ムラ」「原発再稼動・輸出」への怒りを述べ、「農業と原発は共存できない」との思いで、損害賠償のたたかいを行い、再生可能エネルギー政策の取組みを広げて、農民連組織を拡大していることを報告しました。

　安倍政権の暴走による「ＴＰＰ推進」や「農政の大転換、大後退」に立ち上がることを訴え、「農民連の支部や仲間で、地域農業の担い手づくりを真剣に話し合おう」との活動方針が採択されました。

　総会には、加藤鉱一市議が来賓として出席し、「地域農業の後退を許さないために、みなさんと一緒に市政の場でがんばる」と決意の挨拶を述べました。