上程される議案は補正４件、条例22件、事件53件の計79件です。
補正予算では一般会計で３億６０１万円追加し予算総額は６５２億１８０９万円となります。
温海小学校大規模改修の設計に１１２０万円、鶴岡第四中学校の校舎耐震補強の設計に６２０万円、新文化会館の建設費の追加に８４５万円などです。
介護保険特別会計では第６期介護保険事業計画（２０１５～17）策定に向けて、日常生活圏域ニーズ調査をおこなうため３５０万円が計上されています。
条例改正では、平成26年４月１日からの消費税増税を見込み、水道料金や下水道使用料、ケーブルテレビ加入金及び利用料などの使用料や手数料の引き上げ等11件が上程され、可決されれば来年４月から公共料金が軒並み値上げされて市民生活を圧迫します。
藤島地域の５つの地区公民館を「地域活動センター」に再編するための条例改正は、教育委員会の施設から市長部局の施設に移管し、市の直営から指定管理制度に移行するもので、これまでの社会教育を後退させない体制づくりが課題です。
青柳住宅及び黒瀬住宅、月山高原活性化センターの廃止、月山あさひ博物村の廃止・無償貸付、アマゾン自然館及び大梵字の廃止・貸付、あつみしゃりんの廃止・無償譲渡のための条例廃止・改正があります。
事件案件では出羽庄内国際村ほか70施設の指定管理の指定・更新です。
■建設費は３割増
債務負担行為の追加では文化会館改築工事の請負契約で44億４千万円が提案され、１月から解体工事に着手します。
新文化会館の建設費は、当初見込みの40億円から建築資材の値上げや消費税増税の影響で約３割増になるとの説明です。
