ルネサス鶴岡工場閉鎖リストラをやめろ！

県労連・地域労連が学習決起集会を開催

講演する藤田実さん（桜美林大学教授） 連帯のあいさつをする関市議団長

　10日、鶴岡市勤労者会館で「ルネサス工場閉鎖・リストラ許さない学習決起集会」が行われました。

　主催者あいさつに立った柳原敦鶴岡田川地域労連議長は「ルネサス鶴岡工場の労働者の暮らしを守るために地域の労働者が力を合わせよう」と訴えました。

　「『集中と選択』で日本の半導体産業は復活するか」と題して講演を行った藤田実さん（桜美林大学教授）は「世界の半導体産業が衰退している訳ではなく成長している。日本はＳｏＣにシフトしたが成長源にならなかった。企画力とマーケティングの戦略で失敗したのであり、リストラでは半導体産業の再生はない。ルネサスに必要なものは『今までの失敗の分析』『リストラをやめ方向性を明確にするビジョンの作成』『製品企画力とマーケティング力の強化』『新技術領域の作り込みによる新市場の創造』を」と提起しました。

　東京から駆けつけた、電気情報ユニオンのみなさんからも「10回以上もの面談・退職強要を跳ね返している」など、全国で運動が着実に前進していることが報告されました。

　集会には、党市議団全員が参加し、関徹市議団長が連帯のあいさつを行いました。

　集会に前後し、電機情報ユニオン、県労連、鶴岡田川地域労連などが鶴岡工場前でビラを配布し、菅井巌議員も参加しました。

　行動・学習会は、ＮＨＫなどで報道されるなど、反響が広がっています。