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市民の切実な要求、市政に対する評価・意見などを伺うことができる貴重な資料であり、市議選での重点公約が市民要求に基づくものであったことを裏付けるものとなっています。
公約実現の取り組みに全力を挙げなければという思いを新たにしました。
■不況と国民負担増
「問１今の生活状況」について、「大変苦しい」「少し苦しい」合計で３分の２を占めるとともに、「問３市政が力を入れるべきだと思うもの」で「国保税・介護保険料など負担軽減」「医療・介護・福祉サービス」がそれぞれ７割となっています。
デフレ不況と社会保障改悪・国民負担増の政治のもとで、市民生活が厳しい状況に追い込まれていることが示されています。
■市政への不満
「問２今の市政についてどう思いますか」では、「どちからと言えば悪い」「大変悪い」で６割と、厳しい評価が示されました。
「理由」として、「市民負担増」「サービスが低下」「市民の声が届かない」が多くなっていることは、この間の「行革」の内容にも進め方にも問題があったことが反映しています。
■公約実現が切実
「問４医療・介護・福祉について大事だと思うもの」で、「国保税・介護保険料などの引き下げ」「医療費・介護利用料の軽減」が上位となっています。
「問６産業振興で大事だと思うもの」では、「農林漁業」「地元企業」がそれぞれ６割、「医療・介護・福祉・教育の充実による雇用拡大」が３番目に多くなっています。
■先端研支援に厳しい目
問６で「慶応大先端生命科学研究所支援などバイオ産業」を選んだ人は、５・８％にとどまり、「問７（先端研への）今後の支援はどうすべきか」については「廃止」「縮小」で６割、「継続」「拡大」は合わせて13・４％です。
これまで49億円、今後も毎年５億円近い支援が市民の理解を得られていないものであることが改めて明らかになりました。
この問題を質してきた唯一の会派としての党市議団の役割の大きさが示されました。
■市民の声に応えた活動
「問８市議会議員に何を望みますか」では、「市民の声を市政に届ける」に続いて、「市政や議会のことを市民に知らせる」が二番目に多くなっています。
市政報告「新つるおか」の毎週は、そういう面でも市民の期待に応えるものとして、引き続き充実を図っていかなければなりません。
■日本共産党への期待
「問９日本共産党についてどう思いますか」では、３分の２が期待を示しています。全国レベルでの世論調査で党支持率が上昇していることとも合わせて、高まる期待に応えた市議団活動の新たな発展が求められています。
