日本共産党４人全員当選

鶴岡市議選

４人全員当選の報告と公約実現への決意を語る（左から）菅井、加藤こういち、 加藤太一、関の４人の新市議団＝15日、市役所前

定数２減の激戦勝ち抜く

くらし守る政策に期待

前回から得票率１．３％増、参院比例の１２８％獲得

　10月６日告示、13日投開票で行われた鶴岡市議会議員選挙で、日本共産党は定数２減、２人はみ出しの少数激戦の中、加藤太一、関とおる、加藤こういち、菅井いわおの４人全員当選を果たし、引き続き議案提出権を獲得しました。　

　投票率が前回から11・72％低下した中、４人合計で今年７月の参院比例票の１２８％となる７９０８票を獲得（前回比６０１票減）しました。

　得票率は各候補とも前回を上回り、４人合計で１・３％増加しました。

■市議団の役割と政策に支持と共感広がる

　議案提出権を行使しての「国保税減税案」などの政策提案や、先端研への過大支出や市民負担増へのチェック機能など、日本共産党市議団が果たしてきた役割と、４候補が訴えた「国保税・介護保険料の引き下げ」「中学３年生までの医療費無料化」などの重点政策に支持が広がりました。

　また、安倍政権が進めるアベノミクスや消費税増税、憲法改悪などの暴走に対案を示してきっぱりと対決してきた日本共産党の姿に共感が広がりました。

■新政クは議席減らす

　一方、自民党・新政クラブの議席は前回比３減の19議席にとどまりました。合併後最初の２００５年市議選の28議席から大幅減です。