市議選投票１時間繰り上げを検討

市議会会派代表者会議で当局説明

　２日午前、市議会会派代表者会議が開かれ、関徹党市議団幹事長が代理出席しました。

　会議では、７月豪雨による被害状況、災害復旧に関する予算措置、ルネサス鶴岡工場閉鎖問題、市議会議員選挙の投票時間の繰り上げなどが協議されました。

　豪雨被害復旧対策については、補正予算１億９４９３万円を市長専決で処理することが諮られ、緊急性に鑑みて了承されました。

　10月執行予定の市議選の投票終了時間１時間繰り上げ（一部地域は２時間）の考えについて、選管委事務局長から説明がありました。　

　説明では、投票終了前一時間の投票数に占める割合がほぼ２％台推移、期日前投票が回を追って増加、繰り上げのメリットは「開票が早まる」「職員の負担減、人件費低下」、デメリットは「投票率低下、有権者の混乱が懸念」「周知が難しい」などと述べられました。

　関幹事長は、「繰り上げで投票率は低下しないか」「期日前投票の増加に対して選挙の意義・争点等を周知する活動の繰り上げと充実が必要では」と質問。事務局長は、「低下させないことは可能」「検討する」旨答弁しました。

　８月中旬に予定される選挙管理委員会で検討すること、市議会全体としての対応はおこなわず、各会派ごとの対応になることが確認されました。