ルネサス鶴岡工場存続に全力を

日本共産党市議団が市に要請

　ルネサスエレクトロニクス本社が新たな工場再編計画を発表した２日、日本共産党鶴岡市議団は鶴岡市に対して労働者の雇用継続と工場の存続を求めるよう要請しました。

　党市議団は、市役所内で佐藤茂商工観光部長、増田亨商工課長に対して「ルネサスで働く約９００人の労働者と家族の生活を考えるなら雇用の継続が第一であり、工場の存続に向け全力を上げてほしい」と要請しました。佐藤部長は「先ほど鶴岡工場は２～３年以内に集約（閉鎖）すると発表があったが詳しいことはまだわからない」と述べました。

　同日夕方、鶴岡市長は「本社に対し、事業継続、雇用維持の要請をするとともに山形県、関係機関と連携し適切な対応をしていく」とのコメントを出しました。

　日本共産党は、鶴岡市議団を中心とした対策本部を設置し国会議員団、党山形県委員会と連携し雇用確保と事業継続を求める運動に取り組んでいます。

■ルネサス鶴岡工場に勤務する労働者の話

　６日、会社から「２０１５年12月をもって工場を閉鎖する」との説明があった。先のことを考えると、とても不安だ。