豪雨被害６億円超

道路・河川・農業に重大な被害

　７月18日から22日までの豪雨災害の被害状況は、国庫補助申請予定箇所の公共災害で、市道上川代田代谷地線の道路崩壊（３００ｍ）など道路７カ所、及び温海槙代・向沢橋の護岸流出や、朝日・関谷橋の護岸崩落決壊などで８７９０万円、市単独事業予定箇所で道路97箇所、河川19箇所で１億１５２６万円の合計２億３１６万円にのぼります。

■農業被害４億円超

　農業被害では、今野川・藤島川周辺に被害が集中し、羽黒町大口の養豚施設崩壊と飼育豚が川に流され、富沢・小増川の揚水機場のポンプ故障や河川取水口の崩壊、大豆・ソバの冠水、ブルーベリーの落果など、さらに朝日地域の農地の路肩欠損や法面崩壊など被害金額は４億円を越えています。

18日の豪雨で６００㍍にわたって路肩洗掘した手向地内の筍沢線

　市では災害復旧費を９月議会に提案し、緊急のものは既決予算で即時対応するとしています。