ルネサス鶴岡工場閉鎖は許されない

共産党市議団が対策委設置

　７月27日、ルネサス鶴岡工場が２～３年以内に閉鎖する方向で調整されていることが一斉に報道されました。

　ルネサス社は２０１２年７月、鶴岡工場を含む国内の工場10カ所を削減する再編計画を策定。鶴岡工場については当初、台湾の半導体受託生産大手ＴＳＭＣへの売却を目指し交渉を進めましたが、合意には至らなかったもようです。

　日本共産党鶴岡市議団は、昨夏にルネサスのリストラ計画が発表された際に、榎本市長に対して「ルネサス社に対し、リストラ計画を見直し、すべての労働者の雇用と労働条件を確保することを強く申し入れること」「協力会社、下請け企業の実情を把握すること」「国に対し、同社のリストラ計画を規制することを要請すること」「県に対して、同社のリストラ計画に反対する取り組みを要請すること」などの要請をおこないました。

　その後、情報収集・個別の労働者からの相談への対応などを進めてきましたが、今回の報道を受け「ルネサス鶴岡工場廃止問題対策委員会」を設置しました。

　今後、党国会議員団と連携し、ルネサス本社を始め関連企業・団体、政府・経済産業省、市当局などへの働きかけをおこなうとともに、同社労働者からの相談を受け付けていきます。


ルネサス鶴岡工場の存続と雇用の確保／党鶴岡地区と市議団が鶴岡市長に申し入れ