■憲法改正が現実味
「結果次第で国の最高法規、憲法改正の発議が初めて現実味を帯びるからだ。」
昨年の衆院選で圧勝し、政権を奪い返した自民党。政権与党で３分の２を確保しました。
参院選の先には改憲勢力を結集し、発議に必要な衆参両院での３分の２の確保が視野に入ってきます。
自民党の改憲草案は、国民主権ではなく天皇を国家の元首にする、戦争放棄を削除する、国防軍をつくる、アメリカの戦争に参加する「集団的自衛権の行使」です。
基本的人権を「侵すことのできない永久の権利」とした憲法97条を全面削除し、国民の権利や自由は公益に反しない制限付きです。
日本を「海外で戦争をする国」にして、国民の自由と権利は抑圧され、戦争動員体制がつくられてしまうことになりかねません。
■安倍政権の反動的暴走を食い止める
改憲勢力と最も正面からたたかい平和を守る先頭に立ってきたのが日本共産党です。
日本共産党は７月15日で党創立91周年。戦前から侵略戦争に命がけで反対を貫き、平和の闘いは戦後、憲法九条に結実しました。
日本の未来がかかった歴史的な参院選。安倍政権の反動的暴走を食い止めるには日本共産党の躍進以外にありません。
