14日（火）、日本共産党の渡辺ゆり子県議会議員と日本共産党鶴岡市議団は、庄内地域の看護師不足問題解決のために、市立荘内病院職員労働組合、独立行政法人日本海病院と同労組などを訪問し実態調査をおこないました。笹山一夫自治体部長、関徹市議が参加しました。
近年、日本海病院と荘内病院が看護師の大量採用を図ったために、民間病院などから看護師が「流出」、病棟の一部を閉鎖する病院も出てくるなど、地域医療体制を崩す問題に発展しています。
そこで、看護師問題を議会でも再三取り上げ、養成・確保を求めてたたかってきた市議団として、県政・市政上の重要課題として改めて調査をおこなったものです。
荘内病院では、「看護の充実と看護師の負担軽減」を謳って「７対１看護（患者７人に看護師１人の手厚い配置）」が始められたが、労働条件改善は進んでいないこと、日本海病院では、独立行政法人となった同病院から、職員を県の職場に短期間で戻そうとした結果、看護師の大量採用が起こったことなどが確認されました。
県・市議団は調査をもとに近日政策提言をおこなう計画です。
