ＴＰＰ交渉から撤退を求める

菅井巌委員が建議書を発議

市農業委員会総会

　４月26日に鶴岡市農業委員会総会が開かれ、「平成25年度農業委員会活動方針」など６つの議案が協議され、全議案が採決されました。

　「ＴＰＰ交渉から撤退を求める建議書」の発議者として説明に立った菅井巌農業委員は、「ＴＰＰに参加した場合、山形県の試算でも農業生産額の約３割、６６８億円もの減少が予測されている。特にコメの生産額が６割も減れば、地域経済に及ぼす影響は農業だけに止まらない。皆の総意で政府のＴＰＰ参加撤回を求めよう」と発言。賛同する委員からも同様の発言があり、採決の結果、全員賛成で安倍総理大臣や関係省庁大臣宛に建議書が提出される事となりました。

　「新規就農者、集落営農組織への補助事業の継続」「青年就農給付金の要件緩和」「農業法人の構成員への農業者年金の政策支援」などを求める要望書も全員賛成で農水大臣に提出されることとなりました。