鶴岡市は改築に向けた市文化会館の基本設計をまとめ、市議会全員協議会に30日、その概要を説明しました。
設計業者は昨年８月に公募型プロポーザルで剪定された妹島和世建築設計事務所を代表とする妹島・新穂・石川共同体です。
市民説明会や市民ワークショップ、利用者懇談会などで意見を聴取し、高度地区内建築計画の手続にかかる景観審議会や都市計画審議会の審議を経てとりまとめられました。
今後、５月12日に市民説明会をおこない、市ＨＰで公表、広報６月１日号に掲載し、９月末に実施設計をまとめ、平成26年度に工事着手、平成28年夏頃の開館を目指します。
敷地面積は１万３０９６・84㎡、建築面積６４９０㎡、延床面積７１４９・５㎡、最高高さ31ｍ。
１２００席のホールとリハーサル室、楽屋６室、練習室２室、会議室２室、展示スペース他。駐車場１５０台。
総工費約40億円を見込んでいます。
新文化会館の特徴を〝回廊空間〟とし、日常は回廊を回り、公演時には仕切りの位置を変えて多様なプログラムに対応するとしています。
