くりくり保育園の送迎時混雑対策

駐車場整備と中学校側「空き地」問題
民報藤島2013年4月28日第894号

 藤島くりくり保育園正面の駐車スペースが少ないことから、幼児送迎時に大変混雑しています。

朝の送迎時に混雑する藤島くりくり保育園


保育園の園庭内に道路を伸ばす計画で、市道につなぐ


藤島中学校東側の空き地。
グラウンドゴルフ関係者から整備要望が出されている

 そのため園庭の一部と官地を駐車場及び構内道路として整備する計画があります(25年度予算額600万円)。

「空き地」を売却して財源を?

 一方、藤島中学校東側の空き地(市普通財産)も保育園の親子行事などの際に駐車場に使われていますが、本所では「空き地を民間に売却し、その財源で保育園前の駐車場整備を」との意見も出されているとのことです。

「駐車場」整備の要望

 しかし、この「空き地」は通常、藤島体育館のグラウンドゴルフ場利用者が駐車スペースとして使っており、関係者から駐車場整備の要望が出されている箇所です。

 本所からば、「体育館には大きな駐車場があり、さらに増やすのは贅沢だ。運動しに来ているのだから歩くのは当然」、「市内の保育園はどこも狭い駐車場で我慢している。市全体とのバランスを考えるべき」などの意見が出されていることです。

庁舎に「予算と権限」を

 しかし、藤島体育館で大きな行事がある時には駐車場がいっぱいになり、「空き地」の利用は欠かせません。

 藤島庁舎としても当初、中学校に併設した学校給食センターを建設する計画で取得した土地であり、将来新たな活用が生まれるかも知れません。

 地域住民の整備要望を踏みにじって売却するなどの判断はできないでしょう。

 藤島地域の整備を藤島地域の住民と庁舎で決めることができないという、旧町村の庁舎に「予算と権限」がない状態は解決すべきです。

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