27日投開票された三川町議選で、新人の田中あきら候補が初当選を果たしました。
■公約実現に全力 田中あきら氏
候補者の決意をしてからあっという間でした。本番に入ってからも無我夢中でやってきました。政弥さんと一緒に歩き、年間の政弥さんの活動が、町民のみなさんに信頼されたすごいものだったことを感じました。
公約したお年寄り、子どもたちにも役に立つ議員になるために頑張ります。
■みなさんのご支援に感謝します
佐藤政弥町議（選対本部長）
みなさんのご支援で、上位で引き継ぐことが出来ました。本当にありがとうございました。
この結果を町民のみなさんに返していくこと、参院選にむけて頑張っていく決意を新たにしています。
全員野球の１ページ目としてひきつづき頑張ります。
【民報藤島2013年2月3日第881号】
三川町議選（定数10、立候補11人）の投開票が27日おこなわれ、日本共産党の田中あきら候補（57）＝新＝が激戦を勝ち抜き、第３位で見事当選を果たしました。
田中氏は、11期41年務めた佐藤政弥町議の後継者として立候補、学童保育所の充実と増設、国保税と介護保険料の負担軽減を掲げるとともに、安倍晋三首相が狙う憲法改悪に反対し、九条を守り、憲法をくらしにいかす町政の実現を訴えてきました。
三川町の党支部と後援会は、新人の田中氏押し上げのため政策チラシを持って有権者と対話をしながら、懸命に支持拡大に取り組んできました。
田中氏は、「公約した、お年寄り、子どもたちにも役立つ議員になるため頑張ります」と決意を述べました。
■一般紙報道の影響
一方、選挙期間中の新聞報道の影響も浮き彫りになりました。
「三川町議選、下位は混戦の様相」と題した一般紙の25日の報道では、「上位をうかがうのは小林茂吉、成田光雄、芳賀修一の現職３人。前回上位で当選した横内の小林は支持者を手堅くまとめ、他地区の現職の勇退票も集めそうだ。押切新田の成田光は全域で厚い支援を受け安定感を見せる。土口の芳賀は農業関係者を中心に支持を広げ、堅実な戦いぶり。…」と書かれ、「大丈夫」論が広がる中で結果的に苦戦を強いられ、成田氏は６位、芳賀氏は落選となりました。
芳賀氏については、「いたましい（大切な）人を落としてしまった」という声があちこちで聞かれました。
■期日前投票が３割
三川町議選では、期日前投票は１３１８票で投票総数４３７８票の30・１％を占めています。
選挙公報を見ず各候補の政策が周知されないうちに、告示の翌日から投票ができ、選挙運動を「無意味」なものにしかねません。
