ワッパ騒動義民顕彰会が企画してきた創刊号が11月20日発行されました。顕彰と研究を両輪とする同会ならではの会誌です。
巻頭言は、藤島に馴染みの鶴岡市史編纂委員の本間勝喜さん。「最近のワッパ一揆の研究が新たな展開を見せている。以前のような少数の研究者による研究にとどまるのでなく、市民運動ともいうべき広がりをもって取り組まれていることに第一の特色がある。ワッパ一揆に対する正しい評価が市民の間に定着することを期待する」と書いています。
明治大学長沼秀明さんの「日本近代法史から見たワッパ騒動」、栗本有士さんの「新史料からみえるワッパ騒動」、星野正紘さんの「ワッパ騒動研究の進展と顕彰運動の成果」青山崇さんの「天保11年三方領知替の研究動向と課題（１）」の論考、そして建立以来の記録が掲載さています。（限定出版・８００円、申込みは青山さん<６４－２６５３>に）
