当局提案では衆院選に係る専決１件、補正予算４件、条例10件、事件10件、人事１件の計26件の議案が上程されます。
空き家の所有者に適正な維持管理を義務付けるとともに、市の責務として空き家や空き地の有効活用の施策を講ずること、管理不全な状態にあるときは市が所有者に指導、勧告、命令など必要な措置を講ずることができる「鶴岡市空き家等の管理及び活用に関する条例」の新設が提案されます。
所有者が命令に従わない場合は、公表、代執行、５万円以下の過料などの措置や、危険な状態にあるときは「応急措置」を講ずるとし、調査審議のための「鶴岡市空き家等審議会」の設置があります。
密集住宅地の空き家、空き地、狭あい道路の問題などを小区画ごとに一体的に解決し、整備するために、民間事業者や市民による「特定非営利活動法人つるおかランド・バンク」が設立され、基金造成に市の補正予算１８００万円が提案され、国１０００万円・民間２００万円と合わせ合計３０００万円の基金が造成される計画です。
■学校給食の民営化
学校給食の民営化では、藤島ふれあい食センターサンサンの調理業務委託契約について債務負担行為の追加（３５７０万円）が上程されます。
県内トップの地産地消、つちだよしはるさんの絵本（２０１２年５月）を生み、権威の高い『暮らしの手帖』（09年12月号）、や季刊誌「食べること生きること」41号（10年８月）に特集され、全国的に有名になった藤島地域の誇るべき宝が「行革」の犠牲にされます。
■旧羽黒町路線バス
旧羽黒町路線バスでは、上川代小増川線が現行・幕ノ内経由がゆぽか経由に、今野線の始発が現行・今野橋から川代山に改正する条例案が提案されます。
